ハルクアースアンカーの代表的な利用方法の一つが砂防対策です。 画像はハワイにて行われた砂防対策の工事ですが、ガリー侵食等の表層の土砂の流出を簡単に防止することができます。 従来は大小のアンカーピンでのみ固定されていたような表面のシートや植生マット、金網をアースアンカーで固定することが可能です。
ハルクTRMアンカーキット アンカーヘッドHP25タイプ
手順はかんたん。
(お好み及び状況に応じてパイロットホール削孔) ①手打ちハンマーや小型の打ち込み機でアンカー打設 ②引っ張り上げてアンカーヘッドをロック ③スライド式のくさびをプレートに固定 ④余分なワイヤーをカット
アンカーピンを数多く打ち込むよりも打設本数が少なくてすみ、 アンカーヘッドもHP25タイプはFRP素材ですので非常に軽量です。
表土がむき出しで豪雨などで表土が流されてしまう危険のある地山や盛土。 住宅地や堤防、道路や線路沿い、鉄塔や構造物の足元…….. 生活や重要なインフラのすぐそばに数多く存在します。
アンカーピンを大量に打設する施工に代わって、 十分な引っ張り力をもつハルクのアンカーキットを決められたピッチで打設し、 シートや植生マットを固定することで表土の流出を即座に防ぎます。
最初から水が通ると想定している場所、 植生水路の底、堤防や土手などにアースアンカーキットを打設することで土砂流出を抑制します。 植生水路工ではアンカーピンの代わりとして設置することができます。
街中の河川敷の堤防や土手が、大雨で浸水した場合でもその表土崩壊を防ぐ対策として ハルクアースアンカーの表土崩壊防止キットは機能します。 街中の施工も重機いらず、セメントやスペースいらずで即座に設置可能。
シートや植生マットの固定による表土崩壊防止だけでなく、 さらに強度のあるアースアンカーでそれと同時に滑りも防止したい場合、 HP25よりも引張強度のあるH35やH50シリーズのアンカーヘッドタイプのキットも揃えてあります。