平成29年8月30・31日に(株)大翔の試験施工場にて大学教授2名、各社メーカーのお立会いのもとハルクアースアンカーの試験施工を行いました。
試験施工場のN値は10.0以下と柔らかい土質でしたが、1.2mのワイヤータイプの小さなH50アンカーヘッドでも2tの引張力を簡単に出せました。
引張って強度を確認したのち、土を掘り返して地中内でアンカーヘッドが拡張しているかを確かめたところ、きれいに開いていることが確認できました。
補強材として鋼棒を用いたタイプのアンカーは、HG100及びHG180にて行いました。
HG100は、1.5mと3.0mに打ち分けて実施したところ、3,0mの深さで打設したほうが1.5倍ほどの引張力を得ることができました。
また、今回は短いストロークのジャッキにて試験を実施しましたが、もっと確実に早くアンカー強度だすために長いストロークで一気に引っ張れるジャッキが不可欠だとわかりました。
今回の試験結果で見つかった課題や施工上の改良点を整理して10月にさらに本格的な試験を実施します。
試験施工への立会も可能ですので、ご関心のある方はご連絡ください。